エコキュート、ガス給湯器、電気温水器、給湯器の種類について
お湯が出なくなったとき、どうすればいい?
家庭でお湯が出なくなったなど、お湯に関わるトラブルが発生した場合はまず以下を確認してください。
1.水は出る?
2.ガスはつく?
3.給湯器は動いている?
1と2を確認しても問題がなければ、給湯器が故障しているかもしれません。
3.では、給湯器のリモコンや電源、温度設定などを確認して給湯器が動くかどうか確認してください。それでも問題が見つからない場合は、大阪・兵庫・京都・滋賀・和歌山・三重で給湯器、エコキュートの取付を行っている専門業者の 布施メンテナンスにご相談ください。
ガスの力で瞬時にお湯を沸かせる
ガス給湯器は最もポピュラーなタイプとして、設置している方が多いタイプです。
本体はコンパクトなものが多く、集合住宅やマンションなどにもよく使用されています。
ガス給湯器は、瞬間式でお湯を沸かします。
<お湯を出す仕組み>
1.給湯栓をひねると給湯器の配管に水が流れる
2.水が流れるとセンサーがキャッチして、給湯器内で点火
3.火が配管内の水を温める
水道の水をそのまま温めているため、使う量が多くなってもお湯が足りなくなることはありません。
お湯を貯めておく貯湯式とは違い、場所を取らずに設置できるメリットがあります。
デメリットとしては、都市ガスではない地域でプロパンガスを使用している場合は光熱費が割高になる傾向があります。
石油と比較した場合は省エネになります。
面倒な灯油の入れ替えがあるけど、ランニングコストは安い石油給湯器
都市部ではあまり設置されていないタイプの給湯器。
<お湯を出す仕組み>
1.燃料となる灯油を灯油タンクに貯める
2.灯油を燃やすことでお湯に変える
3.配管内の水を温める瞬間式と、熱交換器を利用してお湯に変える貯湯式の2種類
現時点の主流は、瞬間式タイプ。ガス給湯器と同じ仕組みでお湯を沸かします。
1℃単位でお湯の温度を調整が可能!
水道圧をそのまま利用できるため、高圧を保ったままシャワーを浴びることも可能です。
従来タイプのガス給湯器や電気温水器と比較すると、ランニングコスト(光熱費)が安いメリットがあります。
デメリットとしては、灯油の補充が面倒なところ。オイルタンクの置き場所が必要になり、安全面に気を付けなければならない点があります。
本体価格は平均的に、ガス給湯器より少し高い価格帯です。
関西地方 1月のランニングコスト(光熱費)の比較
<都市ガスのガス給湯器の場合>
(例)約5,400円
<石油給湯器の場合>
(例)約3,800円
高齢になってくると灯油の補充が大変になり、自分で行えなくなると石油給湯器が使えなくなるという大きなデメリットもあります。
電気温水器は設置場所が必要
電熱温水器は、「電熱ヒーター」か「熱交換器」を使いお湯を沸かすタイプです。
水を電気の力で温めるものです。
電気料金の安い夜間にお湯を作りタンクの中にお湯を溜めておきます。
オール電化が普及されるようになり、 電気温水器を設置する人が増えてきました。
<電気温水器のお湯を出す仕組み>
・積層沸き上げ方式
積層沸き上げ方式とは、タンクを水でいっぱいにしてから、タンク上部にあるヒーターでお湯を沸かします。
水の給水はタンクの下部分から入れますが、下に溜まった水をポンプで吸い上げ、ヒーターのあるタンク上部に水を送ります。
お湯と水の間に混合層をつくり、必要な量だけを効率よく作ります。
・対流沸き上げ方式
対流沸き上げ方式は、タンクの下部にヒーターが取り付けられ、下から給水した水を沸かしお湯にかえます。タンク全体のお湯を同じ温度に保つため、大容量のお湯が使えますが、お湯になるまでに時間がかかるデメリットもあります。
電気温水器は火を使わないため、一酸化炭素中毒や不完全燃焼のリスクがありませんので安全に使用することができます。
電気給湯器の平均寿命は約20年と言われています。ガス給湯器が10年~15年ですので、ガス給湯器と比較すると長持ちします。
そして、電気給湯器の場合は、電気使用量が安い深夜の時間にお水を沸かし、貯湯タンクでお湯を保温します。ですので、ランニングコスト(光熱費)が安くなります。
大きなタンクの中にお湯を貯めておくため、ガス給湯器と比較すると設置場所が大きくなります。ですが、災害などがおきて断水になった場合、タンク内に溜まったお湯がなくなるまでの間に使うことができます。
そして、ガス給湯器と比べて電気給湯器は運転音が静かです。
ガス給湯器はお湯を使う度にガスを点火させるため、ファンが回るたびに少し音がします。
ここまではメリットを上げてきましたが、電気温水器にもデメリットはあります。
・電気給湯器の本体価格が高くなる
・設置場所が大きくて場所を取る
・お湯切れになる可能性がある
・水圧が低い
エコキュートはランニングコストが少ない
最近よく耳にするようになった、給湯器のエコキュート。
給湯器の種類としては、電気給湯器に分類されます。
簡単に言うと、電気温水器よりランニングコスト(光熱費)が安い、環境にもお財布にも優しい給湯器です。
<お湯を沸かす仕組み>
電気温水器の積層沸き上げ方式に類似します。
1.電気温水器との違いは、自然界にもともと存在する自然冷媒を使い空気の熱を取り込む
2.自然冷媒を圧縮し、熱を発生させる
3.水熱交換器で自然冷媒が作った熱を水に伝える
4.お湯になるとタンクに貯める
5.自然冷媒は膨張し、再び空気の中から熱を取り込む
エコキュートのメリットは、ランニングコスト(光熱費)が安くなることです。
電気代が安くなる深夜を利用してお湯を沸かし、タンクに貯めておきます。
デメリットとしては、設置するための初期費用が高くなります。
ガス給湯器や石油給湯器と比較すると高くなります。
しかし、ランニングコスト(光熱費)が安くなるので、設置の際はトータルの費用で考えてください。
他のデメリットは電気温水器とほとんど同じです。
・本体が大きいので、設置スペースが必要
・お湯切れになる可能性がある
・水圧が低い
・飲用できない
水圧が強いシャワーが使えるエコキュートをお探しの場合
高圧力型のエコキュートが各メーカーから製造されています。
【ダイキン】
・ダイキンエコキュート角形パワフル高圧フルオート EQ37WFV/EQ46WFV
・ダイキンエコキュート角形パワフル高圧フルオート(Xシリーズ)EQX37WFV/EQX46WFV
・ダイキンエコキュート給湯専用らくタイプパワフル高圧 EQ37WV/EQ46WV
【パナソニック】
・パナソニックエコキュートNSシリーズパワフル高圧フルオート HE-NSU37KQS/HE-NSU46KQS
■水圧が強く、薄型のエコキュートをお探しの場合
【ダイキン】
・ダイキンエコキュート薄型パワフル高圧フルオート EQ37VFTV/EQ46VFTV
・ダイキンエコキュート薄型パワフル高圧フルオート EQ37WFTV/EQ46WFTV
【パナソニック】
・パナソニックエコキュート パワフル高圧薄型フルオート Wシリーズ HE-WU37HQS/HE-WU46HQS
■給湯器の在庫をお探しの方は、東大阪の布施メンテナンスにご相談ください!
大阪を中心として、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山エリアで給湯器の設置・販売を行っている布施メンテナンスでは、エコジョーズなど電気給湯器やガス給湯器を各種取り扱っております。
■給湯器の施工実績、多数あります!
・大阪市住吉区でマンション/集合住宅扉内設置 ガス給湯器の交換