入浴にシャワー、料理など、生活をしているとさまざまなシーンでお湯を使います。給湯にかかる光熱費やエネルギーの消費量を少しでも減らしたいなら、効率よくお湯を沸かせるエコな給湯機『エコキュート』の導入を検討してみませんか？

今回は、エコキュートを設置すると補助金が受け取れる『給湯省エネ事業』について、内容を詳しく解説します。対象となるほかの設備の紹介から、申請方法と注意点までまとめました。

 

【目次】

１　給湯省エネ事業の活用で受けられる支援とは？

２　補助金の対象となる3つの設備を解説

３　気になる申請方法＆申請時の注意点を総まとめ

 

給湯省エネ事業の活用で受けられる支援とは？

『給湯省エネ事業』とは、高効率給湯器を導入した家庭が補助金を受け取れる制度です。

現在、日本では「2030年度の温室効果ガスの排出量を、2013年度と比較して46％削減する」という目標を掲げています。（参照：資源エネルギー庁が公表する『2030年度におけるエネルギー需給の見通し』）

エネルギーを効率よく使ってお湯を沸かせる給湯器は、この目標の達成に大いに役立ちます。世間にエコキュートをはじめとした給湯効率のいい設備をもっと普及させるべく、国が始めたのが本事業なのです。

本事業では、新築の注文住宅と分譲住宅、そして既存住宅へ高効率給湯器を設置する場合に、その住宅に住む人が補助金を受け取れます。

補助金の申請期限は遅くとも2023年12月31日まで。予算の上限に達した時点で申し込みは締め切られるので、興味がある方は早めに調べてみてくださいね。

 

補助金の対象となる3つの設備を解説

給湯省エネ事業で補助金の対象となる設備のうち、布施メンテナンスで販売・取付ができる給湯器は以下になります。

 

■エコキュート（ヒートポンプ給湯機）

空気中の熱を取り込み、機器内で高温にし、その熱でお湯を沸かす電気給湯機です。沸かしたお湯はタンクに溜められ、好きなときに使えるようになっています。

 

■ハイブリッド給湯機

省エネ性能の高いガス温水給湯器と、エコキュートを組み合わせた給湯機です。それぞれの長所を活かしつつ、効率よく給湯できます。

 

住宅に上記設備を導入すると、以下の補助金を受け取ることが可能です。

 

・エコキュート：5万円

・ハイブリッド給湯機：5万円

 

なお、受け取れる補助金には上限があります。住宅のタイプにより、以下の設置上限があることを覚えておきましょう。

 

・戸建住宅：いずれか2台まで

・共同住宅：いずれか1台まで

 

 

気になる申請方法＆申請時の注意点を総まとめ

最後に注意点があります。省エネ給湯事業の補助金申請は、事前に本事業と契約した『給湯省エネ事業者』しか行なえません。

補助金を受け取りたい個人が自ら申請するものではないため、注意が必要です。

給湯省エネ事業者になれるのは、給湯器の販売・取付業者やハウスメーカーなど。要するに、給湯器の設置に関わる業者に、申請手続きを代行してもらう形になるわけです。

補助金を受け取りたいときは、給湯器を設置する業者が契約事業者かどうか、あらかじめ確認するのも忘れずに。ちなみに布施メンテナンスは契約事業者ですので、安心してご相談くださいませ。

 

 

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